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羽毛ふとんのクリーニング
~適切なお手入れで長く使うために~
2025年2月1日(土)
こんにちは船橋店です。
羽毛布団のクリーニングは、快適な睡眠を維持するために欠かせないメンテナンスの一環です。
適切にケアをすることで、羽毛布団の性能を長期間保ち、快適さを維持できます。
今回は羽毛布団のクリーニングについてご紹介します。
羽毛布団の中には、ご家庭で簡単に洗うことができるものもたくさんあります。
中身のダウンの量が0.3kg(シングル)までのものは、ご家庭の洗濯機で洗えるものが多く販売されています。
本掛けと言われる冬の羽毛ふとんは、生地を傷めてしまう恐れや、乾燥がとても重要になりますので専門のクリーニングをおすすめします。
1. クリーニングの頻度とタイミング
一般的に3〜5年に1回のペースが推奨されています。頻繁にクリーニングを行うことは、羽毛の保温性に影響を与える可能性があるため、あまり多くの回数をこなす必要はありません。しかし、使用中にニオイや汚れが目立つようであれば、早めにクリーニングを依頼することが大切です。特に汗や皮脂、フケなどの汚れが蓄積すると、衛生面でも問題が生じることがあります。これらの汚れを放置すると、布団の質が低下する可能性もあるため、適切なタイミングでのクリーニングを心掛けましょう。
2. クリーニング方法の選択
羽毛布団のクリーニング方法には、主に「水洗い」と「ドライクリーニング」の2つがあります。それぞれの方法には利点と欠点があり、羽毛布団の状態や使用するクリーニング業者によって選択肢が変わる場合があります。
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水洗い: 水溶性の汚れ(汗や皮脂、アカ、フケなど)を効果的に落とすため、汚れがひどい場合には水洗いが最適です。羽毛が縮む心配が少なく、ふわふわ感を保つことができます。
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ドライクリーニング: 羽毛を傷めずに洗浄が可能ですが、汚れが完全に落ちきらないことがあります。また、ドライクリーニングは水洗いに比べて臭いや皮脂の除去には限界があります。
3. クリーニング後のケアと保管方法
羽毛布団のクリーニング後には、適切なケアが必要です。特に乾燥は重要で、羽毛が十分に乾くまでしっかりと乾燥させることが、ふわふわ感を維持するためには不可欠です。乾燥機を使う場合は、低温で時間をかけて乾かすことが推奨されます。また、羽毛布団を圧縮袋などで保管するのはNGです。圧縮された状態で長期間保管すると、羽毛がつぶれてしまい、保温性が失われることがあります。理想的な保管方法は、風通しの良い場所で軽くふんわりと広げて保管することです。
羽毛布団のクリーニングは、頻度や方法を適切に選ぶことが重要です。定期的にクリーニングを行い、羽毛の保温性や快適さを保つことができます。