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子供の睡眠事情
今注意すべきポイント
2025年4月23日(水)
今回は子供の睡眠に関して
最新情報をお届けします
【子どもの睡眠の最新情報】
近年、子どもの睡眠の質と量が脳の発達や情緒の安定、学力に深く関係することが改めて注目されています。特に小学生から中学生の間で「睡眠不足」や「夜更かし」が増えており、その背景にはスマホやゲームの使用時間の増加、塾や習い事による生活リズムの乱れがあります。
日本小児保健協会の調査では、小学生の約30%が推奨睡眠時間(9〜11時間)を下回っており、中学生ではさらに割合が高くなります。睡眠不足は、集中力の低下やキレやすさ、肥満リスクの増加にもつながることがわかっています。
最近の研究では「睡眠の質」も重要視されており、単に長く寝るだけでなく、深い眠り(ノンレム睡眠)がしっかり取れているかがカギになります。夜間のスマホ使用はブルーライトの影響で入眠を妨げるだけでなく、深い睡眠も阻害するため、就寝前1時間はデジタル機器から離れる「デジタルデトックス」が推奨されています。
また、子ども自身の「睡眠力(すいみんりょく)」を育てるには、毎朝同じ時間に起きて太陽の光を浴びること、日中にしっかり体を動かすこと、そして寝室環境を整えることが重要です。特に寝具の見直しは、体の成長や寝返りのしやすさに直結するため、子ども専用のマットレスや枕の活用も検討したいポイントです。
子どもの健やかな成長には「よく眠る力」が欠かせません。家庭全体で睡眠リズムを見直すことが、子どもたちの未来への投資になります。