ブログ
TFCblog
『いびき』の原因と対処法について
2025年8月12日(火)
こんにちは阿佐ヶ谷店です
自分では気づきにくい『いびき』
今回は、『いびき』の原因と対処法のお話をしてまいりま
す。
1. 鼻づまり・アレルギーによる気道の狭まり
原因: 鼻炎や花粉症、風邪などで鼻が詰まると、口呼吸になりやすく、喉の奥が振動しやすくなっていびきを引き起こします。特にアレルギー性鼻炎が慢性化している方は注意が必要です。
対処法:
・鼻腔拡張テープやスプレーを使用して鼻呼吸を促進する
・寝る前に鼻洗浄を行い、花粉やホコリを取り除く
・空気清浄機の使用や加湿器で室内環境を整える
・アレルゲン(ダニ・カビ・ペットなど)を避ける
2. 肥満・首回りの脂肪増加
原因: 肥満により首回りに脂肪がつくと、寝ている間に気道が圧迫されて空気の通り道が狭くなり、いびきの原因になります。特にBMIが25以上の方はリスクが高まります。
対処法:
・食生活を見直し、塩分・脂質を控える
・有酸素運動や筋トレを定期的に行う
・食べ過ぎを防ぐために夕食は就寝の3時間前までに済ませる
・医師や栄養士と連携して健康的な減量を目指す
3. アルコール・睡眠薬の摂取
原因: アルコールや睡眠薬は筋肉を弛緩させる作用があり、喉の周囲の筋肉も緩んで気道が狭くなり、いびきを引き起こします。特に寝る前の飲酒は要注意です。
対処法:
・寝る3時間前からはアルコールを控える
・睡眠薬は自己判断で使用せず、医師と相談の上で調整する
・お酒の量を全体的に減らす「休肝日」を設ける
4. 睡眠時の姿勢
原因: 仰向けで寝ると舌が喉の奥に落ち込み、気道がふさがれやすくなります。これにより空気の通り道が狭まり、いびきが発生しやすくなります。
対処法:
・横向き寝を意識する(背中にクッションを置くなどして仰向け防止)
・専用のいびき防止枕を使う
・頭の位置を少し高くすることで気道を確保する
5. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性
原因: いびきと共に「息が止まる」「日中の強い眠気」「集中力低下」が見られる場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがあります。これは単なるいびきではなく、放置すると高血圧や心疾患のリスクが高まります。
対処法:
・病院の睡眠外来で検査を受ける
・CPAP(持続的陽圧呼吸療法)などの治療を受ける
・マウスピース療法や外科的治療も選択肢に
・睡眠記録アプリで日々の状態をモニタリングする
まとめ
いびきは生活習慣や体調に密接に関係しており、放っておくと重大な健康問題につながる可能性もあります。原因を見極め、正しい対処を行うことが大切です。