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羽毛ふとんの選び方
~羽毛ふとんの違いについておさらい~
2024年9月14日(土)
こんにちは船橋店です。
少しづつ秋の気配を感じるようになってきました🍁
今年は羽毛ふとんの値上がりが予想されていて
この時期に冬の羽毛ふとんの購入を検討されている方も
多いと思います。
今回はふとん専門店として、「羽毛ふとん」を選ぶ上でのポイントのおさらい
をしていきたいと思います!
今「羽毛ふとん」はふとん専門店、デパート、量販店、テレビショッピング、ネット通販など色んな所で販売されています。
以前購入された方も、値段だけは覚えているけど何を基準に買ったかは覚えてない…という方も多いと思います😢
ふとん専門店として、これから購入を考えている方に羽毛ふとんの選び方をご紹介します!
【羽毛ふとん購入のポイント】
①タックとグース
ダック=あひる、グース=がちょう
あひるとガチョウでは体の大きさが違いますので、羽毛(ダウンボール)の大きさも変わってきます。
大きなダウンボ―ルは空気を多く含み、ボリュームが出て保温力が増します。
軽くて暖かく、長くお使い頂けるのは【グース】です。
②におい
ダック=雑食、グース=草食
羽毛ふとんにする際に羽毛は何回も洗浄しますが、新しく購入した羽毛ふとんは
羽毛独特のにおいがします。
特に雑食のダックは臭いが感じやすくなります。
顔の近くで使用する羽毛ふとんですので、においに敏感な方や気になる方は【グース】をお薦めします。
③羽毛充填量
羽毛充填量→1.2kgが理想です。(側生地重量含まず)
最近では暑がりの方やマンションタイプとして1.0kg~1.1kgの羽毛ふとんが
販売されていますが、1枚で安心してお休みいただくには【1.2kg】の羽毛重量の
羽毛ふとんがおススメです!
目安としては羽毛の100gは羽毛ふとんのマス目、2マス分位の量になりますので、100g少なくなると全体的にボリュームが少なくなります。
④産地
羽毛ふとんの産地としてはポーランド、ハンガリーなどのヨーロッパ産の羽毛が有名です。
冬寒い地域に生息しているグースやダックの方がダウンが大きくなります。
【ヨーロッパ、カナダ、ロシア、中国(緯度の高い地域)】産地の羽毛がおススメです。
⑤ダウン率
冬に使う羽毛ふとんは現在ダウン85%以上の羽毛ふとんがほとんどです。
ダウン以外はフェザー(スモールフェザー)と言われる細い羽軸のある小さな羽根が入っていて、フェザーの割合が多いとボリュームが少なくなり、ふとんの生地やキルトの部分からダウンが出やすくなります。
出来れば【ダウン90%】以上の羽毛ふとんを選びましょう。
その他にもキルトや側生地の違いによって価格は変わってきます。
羽毛ふとんを選ぶ上での基本ポイントを5つご紹介しました。
ぜひ参考にしてみて下さい。