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🌙 羽毛ふとん購入の際のポイント
~寝具専門店のプロがこっそり教えます!~
2025年10月11日(土)
こんにちは船橋店です。
10月に入って一層寒さを感じるようになってきましたね💦
そろそろ羽毛ふとんの準備を考えている人も多いはず!
これからの寒い季節の快眠に欠かせない「羽毛ふとん」。
見た目が似ていても、中身の違いで暖かさや耐久性は大きく変わります。
今回は寝具専門店のプロが、購入前に知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
① ダウンの質の違い
羽毛ふとんの暖かさを決めるのは「ダウン(羽毛)」の質。
一般的に、ダウンにはダック(あひる)とグース(がちょう)があり、ダックよりもグースの方がダウンが大きく、弾力があり、長くふっくら感が続きます。
また、ポーランドやハンガリーは寒冷地で育つため保温力が高く、人気の産地になっています。
さらに「ダウン率」も要チェック。
ダウン率は90%以上のもの、快適な寝心地を得られます。
② キルトの違い
羽毛の片寄りを防ぐための「キルト(縫製)」も重要です。
多くのふとんに使われる立体キルトは、羽毛がつぶれにくく空気をしっかり含む構造で、保温性に優れています。
おススメは羽毛が片寄らないよう工夫された特殊キルト。
長年使っても中身が移動しにくく、均一な暖かさが続くのが特長です。
長く使うほど、この違いがはっきり出ます。
③ 側生地の違い
羽毛を包む生地は「通気性」と「肌触り」を左右します。
軽くて柔らかい「綿100%の超長綿」や「リヨセル混」がおススメ。
ポリエステルが多いと価格は抑えられますが通気性は落ちます。
寝心地を重視するなら天然素材を選びましょう。
意外と知らない!充填量の違い
羽毛ふとんは「中の羽毛の量=充填量」でも暖かさが変わります。
安価な商品では1.0kg〜1.1kg程度しか入っていないことが多く、軽い反面、保温力が物足りないことも。
しっかり暖かさを感じたいなら、シングルサイズで1.2kg〜1.3kg前後が目安です。
価格だけで選ばず、充填量の表示もしっかり確認しましょう。
🌟 まとめ
羽毛ふとん選びは「ダウンの質」「キルトの構造」「側生地」のバランスがポイント。
自分の好みや寝室の環境に合った1枚を選ぶことで、寒い夜も心地よい眠りを実現できます。
購入の際は必ず寝て試すことが重要です!
触っただけでは軽さや掛け心地は分かりません🎵